センスはかけた時間で磨かれる。型にはまらないリノベーション空間 by raujika_rcさん

センスはかけた時間で磨かれる。型にはまらないリノベーション空間 by raujika_rcさん

自分にとって心地よいと感じる暮らしは人それぞれ。
どんなものが好きか色々試してみたり、余分なものをふるい分け、日々の中で自分にしっくりくるものを選び取っていくことの積み重ねで、暮らしは作られます。

何に価値を感じて、それをどう暮らしに取り入れているのか。
工夫をしながら自分らしい空間を作り上げている方々にインタビューし、豊かな暮らしのヒントを伺う連載企画をスタートします。

第一弾は、福岡の一軒家をリノベーションして家族でお住まいのルーさん( @raujika_rc )にお話を伺いました。
Instagramでのインテリア投稿が素敵なルーさん。自宅の居心地の良さを高め、自分にとってポジティブな場所にするための、こだわりやコーディネートのポイントをご紹介いただきました。

インテリアのこだわり

Q. 現在のお家のこだわり・テーマは何ですか?

「『シンプルなアバンギャルド』です。ナチュラルなアイテムや男前なアイテムも使いますが、それぞれの型にはまらず自分の好きなものを混合しています。」

「人から、インダストリアルという表現をしていただいたこともありますが、インダストリアルというほどヴィンテージ感はなく、全体的に白くシンプルです。黒や鉄の素材や工業用ランプを取り入れているので、その点はインダストリアルに寄っています。」

「好きなインテリアは、N.Y.ロフトやSOHOのようなスタイルからの影響が大きいです。」

Photo by : @camekiti

Q. インテリアや小物はどこで購入されていますか?

「アンティーク系のインテリアは福岡のEELさんが多いです。小物は本当にバラバラで、オンラインで好みの作家さんを見つけて展示会などで購入することもあります。」

「どうやって作家さんを知るかは、ひたすら見続けることですね。インスタが多いですが、よく見ているギャラリーが扱っている作家さんで初めて知った人もいますし、掘っていった先に偶然出会ったりと、とにかく量を見て選んでいます。」

 

Q. インテリアはどのようなポイントで選んでいますか?

「白いものが多いです。特にオブジェは白を選びがちで、家のインテリアに合わなければ買うのをやめることもあります。
インテリアのコーディネートの際によくやっているのが、アプリで合成して検討することですね。想像だけではわからない部分もあるので、自宅に飾る予定の場所に実際に合成してみて、しっかり置いているイメージを固めてから決めています。」

 

Q. インテリア選びで失敗したりはされますか?

「昔はありましたが、最近は失敗することがなくなった気がします。どんなものがお洒落なのか、素材や配置感などの細かい違いがわかっていないことが失敗につながると思うのですが、好きでひたすら見続けていたので、目が肥えてきたのかもしれません。」

「あとは、ネットで見るだけではイメージがつかみにくいものもあるとは思うのですが、とにかく数を見て、それでも難しい場合は合成をしてみます。例えば寝室の大きな写真はオンデマンドエコカラットという商品なのですが、決めるまで500〜1,000点は見ました。」

「ひらすら見て合成して、それでも、もうわからなくなったら信頼できるインスタグラムのインテリア系のお友達に相談したり、オンデマンドエコカラットの担当者様にも時間をかけて沢山相談したので、本当にお世話になりました(笑)1人では失敗しそうな時は信頼できる人に意見を聞くのも良いかもしれません。」

Photo by : @camekiti

Q. ルーさんにとってセンスとは?

「私の中では、センスというのは情報量(かけてきた時間)だと思っています。上記のような作業は時間を取られますが、インテリアに限らず運動やアートなど、上手な方は圧倒的に時間を使っていると思います。(みなさん好きで勝手にそうなるのだと思いますが、もちろんわたしも笑)」

「10から選ぶのと100から選ぶのは違うように、知っている事やモノが増えればセンスは磨かれていくと思います。特別な才能ではなく誰でも得られるものだと思っています。」

 

Q. 暮らしのなかで、どういう瞬間に充実感や豊かさを感じますか?

「いつも部屋を整えていると片付くのも早いので、自分が好きなことをゆっくりできるのが良いですね。その分時間をかけてお茶やコーヒーを淹れ、音楽を聞いたり、アニメを見たりしているときに充実感があります。」

 

Q.小さいお子さんがいらっしゃるとのことですが、おもちゃで散らかりませんか?

「無理に隠すことはしてないです。キャラクターものや戦隊ものは置かない、というルールを決めている方もいて、私も若い頃はアンパンマンは買いませんでした(笑)今は気にせず玩具を買っています。出しっぱなしでも大丈夫な部屋にすればいいと思っているからです。」

「リビングに息子が描いた絵を飾ったりもしますが、子供も喜びますし、空間全体がまとまっていれば、ある程度許容されると思っています。」

Photo by : @camekiti

Q. 他に充実感や豊かさを感じる瞬間はありますか?

「家の中に限らない場合だと、知らない人と知り合うのが楽しいですね。最近インスタのアカウントを載せた名刺を作ったのですが、知り合った人とそれぞれの得意領域でイベントを企画して、それがうまくいったとき嬉しいです。」

「例えば、知り合いのカメラマンがモデルさんを連れてきてくれてうちで撮影会をしたり、カフェの方と知り合ったときは、うちでカフェを開いたりしました。お客さんを呼んで料理教室をしたこともありましたね。
自宅を媒介にすることで、家を通じて繋がりが広がっていって、みんなで同じ時間を楽しく過ごすことができると楽しいです。」

「元々はオンラインの繋がりだけだったのですが、住んでいる場所を公開し始めてから、リアルな繋がりが増えてより楽しくなりました。」

Photo by : @raujika_rc

気持ちのいいバスルームの作り方

Q. 整頓されていて素敵なバスルームですが、生活感が出ないようにするために気をつけていることはありますか?

「買い置きしないこと、必要最低限のものを置くこと、沢山の色を使わないこと、です。」

「特に洗剤のパッケージなどは色が多いので、派手なものは瓶などに詰め替えてしまい袋のまま置きません。掃除用具も、出しておいても大丈夫なものしか買わないようにしています。我が家のベースが白黒コンクリートなのもありますが、特に狭い空間は、沢山の色を使わないことが生活感をなくすコツだと思います。」

Photo by : @camekiti

Q. 以前からタオルを統一されていると伺いましたが、なぜタオルを統一していますか?

「タオルの収納場所や、洗面ってごちゃごちゃしやすいですよね。特にタオルは、サイズや柄が違ったりすると重ねてもスッキリ見えません。例えば気に入ってるタオルが柄物であっても、すべて揃えれば綺麗に見せて収納できると思います。」

「我が家は棚がとても細くオープン収納なので好きな色、形は選ぶときの重要な要素になっています。洗濯を干したときも見た目がきれいなので気持ちがいいです。そして、必要な分だけしか置かないし、不要になってもとりあえず置いておくということはせず、処分しています。」

「タオルの場合はSWWOCで寄付サービスを利用しようかとも思いましたが、ちょうど近所の幼稚園が回収を行っていたので、そちらにお譲りしました。」

 

Q. SWWOCの使い心地や感想を教えてください。

「元々使っていたものより厚みがあり、ちゃんと乾くか少し心配していましたが、乾きにくさを感じることは全くありませんでした。一時的にSWWOCと元々のタオルの両方を置いていたとき、息子が『僕はあっちのタオルがいい』と言ったのには驚きました。やっぱり今まで使っていたものと比べるとふわふわで気持ちいいです。」

Photo by : @raujika_rc

Q. 使い続けるうち、不快な変化などはありませんか?

「もう半年ほど使っていますが、繊維のほつれが全くないですね。前のものは4年使ったせいもありますが、ループが切れたり、表面の毛羽立ちもありましたが、今のところSWWOCは大丈夫そうです。嫌な臭いや変色もないし、快適に使えています。」

 

Q. タオルの色はどうやって選びましたか?

「無難に全部グレーにするか悩んだけれど、イエローとチャコールグレーを2枚ずつにしました。もともと色を抑えているので、ミモザのようなかわいいイエローはとても映えます。イエローの色味がよくてチャコールグレーと組み合わせるとアーバンな雰囲気で、今のところまだ全然飽きていません。」

(合成しながら検討された様子)

 

Q. タオルを統一するかどうか検討されている方にアドバイスがあればお願いします。

「揃えたほうが生活感が出にくくて絶対にキレイです。私の場合、たたむときに形が違うとすごくストレスを感じます。タオルは昔からずっと統一しているので、むしろタオルが揃っていないということが想像できません。今もし、家のタオルがバラバラになったらと思うと絶対に嫌です…。」

「貰い物のタオルや食器などは全部バザーに出しています。特に引っ越しの挨拶など頂きものは、開封せずそのまま人に譲ってしまいます。知人にはそんな私の性格がちゃんと伝わっているので、消耗品や食べ物ばかりで、家に置いたり身につけるモノをプレゼントされることはもうほとんどなくなりました(笑)。」

タオルの統一からはじめる豊かな暮らし

ルーさんにご使用いただいている「SWWOC(スウォック)」は、「バスタオルの統一から始まる、豊かな暮らし」を提案するタオルブランド。

タオルは消耗品だからこそ、見た目や質にこだわってみると暮らしの質がぐっと上がる感覚を味わえます。ゲストをもてなすように、自分や家族のため丁寧に畳んでディスプレイする瞬間、一日の終わりにふかふかなタオルに包まれる瞬間に、満たされた気持ちを体験いただくことを願って開発しました。

SWWOCタオルのご購入はこちらから

 

ルーさんの心地よい暮らしのヒントを参考に、ぜひ自分にとっての豊かな暮らしを追求してみてください。

 

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