使い続けているうちにゴワつきやほつれ・やぶれなどで劣化してしまった使い古しのタオルを、みなさんはどのように処理されていますか?
そのまま破棄される方や、ぞうきんとして二次利用される方など、人によって処理方法は様々かと思います。
今回は、そんな不要となった使い古しのタオルの活用方法についていくつかご紹介させていただきます。捨てる前にぜひ参考にされてください。
また、最終的に廃棄処分する場合の方法・手順についてもあわせてご紹介します。
古いタオルはお掃除の際の雑巾として活用するという方が多数派

使い古したタオルは、一般的に掃除の際の雑巾として使用するという方が多いようです。ここでは、使い古したタオルを雑巾として使用する際におすすめの使い方について、いくつかご紹介させていただきます。
床の掃除に
最も多い活用事例が、床掃除の際に使用するパターンかと思います。床のほこりやゴミは掃除機で吸い取ることができますが、床に付着した汚れなどは掃除機では取り除くことは難しく、フローリングシートなどでも汚れの吸着力には限界があり、完全に拭き取ることはなかなか難しいです。
そんなときに活躍するのが、古いタオルです。雑巾代わりに古いタオルを水で絞って拭き取れば、床に付着した汚れも綺麗に拭き取ることができます。
タオル地のため、床を傷つけてしまう心配も少なく、安心して床の拭き掃除に使用することができます。
汚れが酷い場合などは、洗剤を馴染ませたお湯で絞って拭き取るか、床掃除専用の洗剤を別途購入し汚れにふきかけ拭き取ると綺麗に落とせますよ。
窓拭きに
窓は普段なかなか掃除する機会が少ないという方も多いのではないでしょうか?
古いタオルは、窓拭き掃除にも活用できます。
タオルは、水拭き用と乾拭き用の2種類を用意しておきましょう。古いタオルが複数枚ある場合はそれぞれに使用し、ない場合は1枚を半分に引き裂いて2枚にして使用すると良いでしょう。
まずは、水で絞ったタオルで、窓の上の角部分から、横方向にまっすぐ拭いていきます。側面にぶつかったら、真下にずらし、また逆方向に向かってまっすぐ拭き進めましょう。これを繰り返し、窓の下の角にたどり着くように拭き進めていきましょう。タオルの拭いた面を都度確認し、汚れたら汚れのない面に折り変える・真水で絞り直すなどしてキレイな状態で拭き進めるようにしてください。
水拭きが終わったら、乾いたタオルに持ち替え、乾拭きを行います。乾拭きはクルクルと小さな円を描くようにして、上から下に向かって拭き進めていきましょう。
水拭きを終えた後の乾拭きは、水拭きの水滴の跡を残すことのないよう、スピーディに行うことが大事です。水拭き跡がしっかり拭き取れていることを確認しながら、素早く完了させましょう。
キッチン周りの掃除に
キッチン周りの掃除にも、古いタオルは役立ちます。キッチン周りは油汚れが気になる部分です。
食器洗剤を馴染ませ絞ったタオルで、コンロ周りや調理台周りを拭き取れば、ベタつきや汚れをしっかりと拭き取ることができます。
油残りが気になる食器や調理器具も、スポンジで洗う前に古いタオルで油を拭き取ってから洗うと、ストレスなく綺麗に油汚れを落とすことができますよ。
また、使用済みの油を破棄する際の処理にも古いタオルは活躍します。古いタオルを袋に入れ、その上から使用済みの油を古いタオルに吸わせるように注ぎ入れ、最後に袋をしっかりと結めば、あとは燃えるゴミとして破棄するだけでOK。
面倒な油の処理も手間なく簡単に完了できます。
トイレ周りの掃除に
トイレ周りのお掃除にも、古いタオルは大活躍します。ブラシではなかなか届きにくい便器の裏側も、古いタオルで拭き取ればしっかり汚れを落とすことができます。
また、ブラシなどでは掃除できないトイレの便座やふた、椅子周辺部分なども、古いタオルならしっかりと拭き掃除することができるので便利です。
掃除の際は、便器内に使用するトイレ洗剤を馴染ませながら掃除すると良いでしょう。使用後のタオルは必ず燃えるゴミとして処理するようにしましょう。
お風呂の掃除に
普段のお掃除では行き届かない部分のお風呂掃除にも、古いタオルは大活躍します。お風呂場の天井や換気扇周りは、消毒用のエタノールを含ませたタオルを使って拭き掃除を行いましょう。そうすることで、カビや汚れをしっかりと拭き取り、のちのちのカビや汚れの付着を予防する効果を発揮してくれます。
消毒用のエタノールが用意できない場合は、泡タイプのカビ取りスプレーでも代用可能です。
拭き掃除の際は、必ずゴム手袋の装着や目の保護、十分な換気を行うようお気をつけください。
汚れやすい靴の掃除にも
毎日履く靴には知らず知らずのうちに汚れが蓄積しています。靴を清潔に保つためにも、古いタオルを使って定期的なメンテナンスを行うことがおすすめです。スニーカーなど布製の靴であれば、洗濯洗剤を染み込ませポンポンと軽くたたきながら汚れを浮き出し、その後真水を染み込ませた別の古いタオルで汚れを吸い取ると良いでしょう。革靴などデリケートな素材のものは専用のクリーナーを使って拭き取ってあげることで、綺麗な状態を保つことができます。
素材によって色落ちなどの原因となる場合がありますので、靴のタグに表示された洗濯表示項目を確認し、最適なケア方法で掃除するようにしましょう。
様々なアイデア・使い道も!意外に知らない便利な活用方法

使い古したタオルは、拭き掃除以外にも様々な使い道があります。ここでは、意外に知らない古いタオルの便利な活用方法についていくつかご紹介していきます。
ドアや窓の隙間から入る隙間風対策に
ドアや窓の隙間から隙間風が入ってくる場合、隙間風対策にも使い古したタオルは活躍してくれます。筒状に丸めた古いタオルを、隙間風が入ってくる隙間部分に埋めるように置きましょう。
隙間風の防止と同時に、結露が発生しやすい窓であれば流れ落ちてきた結露を吸水しカビの発生も防いでくれます。
お子様の食べこぼし対策に
お子様の食べこぼしの拭き取りにも、古いタオルの活用はおすすめです。スタイはできるだけ汚したくないけれど、ウエットティッシュでは大量に消費してしまい気が引けるという方や、机はもちろん、床や衣類、家具などに食べこぼしてしまった際の拭き取りにも役立ちます。
セルフヘアカラーの際の液漏れ防止・カラー後の髪の拭き取りに
ご自宅で髪を染める方の中には、液漏れで服などを汚してしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。そんなときに活躍するのが、古いタオルです。首元を囲むようにして使えば、万が一液漏れが生じた際にも、古いタオルが受け皿となって受け止めてくれます。
また、カラー直後の髪は、タオルに色移りが生じる可能性もあります。しかし古いタオルであれば色移りが生じても問題がないため、カラー後の髪の拭き取りにも安心して使えます。
荷物を送る際の梱包材・緩衝材がわりに
荷物を発送する際、特にこわれやすいものを発送するときには、梱包材を使用しないと不安が残りますよね。そんなときに、古くなった不要なタオルを梱包材・緩衝材代わりに使用することで、輸送時の破損の心配なく安心して荷物を送ることができます。
柔軟剤などで香りが残っている場合は、荷物に香りが移ってしまう可能性があるため、事前に香りが残らないよう予洗いしてから使うなど、匂い移りにお気をつけの上ご使用ください。
ペット用の敷物やおもちゃ代わりに
大切なペットの敷物やおもちゃ代わりにも、古いタオルは大活躍します。古いタオルであれば、咥えたり引っ掻いたりされても問題ありませんね。ボール遊びなどの代わりに固く結んだタオルを投げキャッチさせて遊ぶなど、ペットとのコミュニケーションを図るためのおもちゃ代わりとして使うこともおすすめの活用方法です。
車や自転車の前籠に常備し愛車のお手入れに
車や自転車を運転していると、予期せぬ汚れが付着してしまうこともあるかと思います。そんなとき、古いタオルを車内や前籠に常備させておけば、サっと汚れを拭き取ることが可能です。もちろん、車体やタイヤ・ホイールなどの拭き掃除の際にも大活躍します。
ゴミを捨てる際の目隠しに
ゴミを捨てる際、ほとんどの地域では、中身が見えるよう透明なゴミ袋が指定されていることが多いかと思います。しかし、ランジェリーやプライベートなアイテム・書類などを破棄する際には、たとえゴミとはいえどもやはりできれば目立たない形で破棄したいものです。そんなときに活躍してくれるのが、古いタオルです。古いタオルをふろしき代わりにして、他人の目に触れられたくないゴミを包む様にして隠し破棄すれば、ゴミを捨てる際の目隠しとして活躍してくれます。
タオルを切り分ける際のコツ

1枚のタオルを数枚に分割して使用するという方も多いでしょう。そんな時、うまく切り分けることができなかったり、切り分ける際に糸屑が大量に発生してしまうといった事態にお悩みの方も多いのではないでしょうか。ここでは、そんな方にぜひおすすめしたい、綺麗にタオルを切り分けるためのコツについてご紹介させていただきます。
糸屑を出さず切り分けるポイントは「一気に引き裂く」こと
タオルを複数枚に切り分ける際、糸屑を出さずに切り分けるために大切なことは、「一気に引き裂く」ことです。ハサミで丁寧に切り分けないと綺麗にならないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ハサミですとどうしても糸屑が大量に発生してしまいます。少しほつれた形にはなりますが、どうせ使い古したタオルは最終的には破棄するタオルのため、ハサミで丁寧に切り分けることでゴミを増やすよりも、潔く一気に引き裂いてしまう形をとるほうが、糸屑などが生じずストレスなく切り分けることができます。
タオルを思いっきり引き裂くことで、ストレス解消にも役立ちますよ。
ハサミで切り込みを少し入れ、一気に両手で引き裂く
タオルを上手に引き裂くためには、まず、タオルの端に1cmほどハサミで切り込みを入れましょう。切り込みを入れた部分を両手で持ち、あとは一気に引き裂けばOKです。
そうすることで、綺麗にタオルを分割することができます。
力加減は躊躇せず思いっきり力を加えて引き裂くようにしましょう。
古くなったタオルの最終的な破棄処分方法

古くなったタオルの二次利用後や、二次利用の予定がない場合、最終的には破棄・処分する必要が生じます。
ここでは、タオルの破棄処分方法についてご紹介していきます。
基本的には「可燃ごみ」として破棄処分する
タオルを廃棄処分する際は、基本的に可燃ごみ(燃えるごみ)に出す形で問題ありません。ただし、場合によって注意が必要な事項もあるため、次に挙げる項目もチェックしてください。
アクリルやポリエステル等の化繊の入った生地は「不燃ごみ」に分類される場合もあるため注意
タオルの種類によっては、アクリルやポリエステル等の化繊の入った生地のものもあります。その場合、可燃ごみ(燃えるごみ)ではなく「不燃ごみ(燃えないごみ)」として破棄処分する必要がある場合も。
自治体によって、可燃ごみ(燃えるごみ)として出して問題がない場合・不燃ごみ(燃えないごみ)として出す必要がある場合と判断が分かれるため、お住まいの地域の自治体に確認した上で正しく分類しましょう。
タオルの大きさ・長さ・重さによっては「粗大ごみ」に分類される場合もあるため注意
タオルの大きさや長さ、重さによっては、粗大ごみとして分類される場合があります。 こちらもお住まいの地域の自治体によってルールが異なります。
粗大ごみの対象となりそうなもので可燃ごみとして出したい場合は、細かくカットした上で分けて廃棄処分する等し、ルールを守る範囲で出すようにしましょう。
地域によっては「資源ごみ」と指定されている場合も
地域によっては、タオルは資源ごみに指定されている地域もあるようです。この場合、資源ごみとして出すことでリサイクルに貢献することができます。
お住まいの地域の自治体がタオルを資源ごみの対象としているか否か調べてみると良いでしょう。
リサイクルサービス・回収サービスなどを活用する
古いタオルは、リサイクルサービスや回収サービスの対象となっている場合も多いです。
お近くの衣類店や大型商業施設・リサイクルショップなどで回収を行なっている場合は、活用すると良いでしょう。
新しいタオルの買い替えにはSWWOCのタオルがおすすめ

古いタオルから新しいタオルへの買い替えをお考えの方におすすめなのが、SWWOCのタオルです。
SWWOCのタオルは、日本のタオルの発祥の地といわれる大阪・泉州のタオル専門の工場で職人の手によって1枚1枚丁寧に作られた、国産品質の高品質タオルです。

エンジェルスピン技術という他にない特別な技術を採用しており、しっかりとしたボリューム感のある厚みにふわふわな肌触り、1枚でしっかりと拭き取ってくれる吸水性に、部屋干しでも乾きにくい季節でもスピーディに乾く速乾性と、ストレスフリーに快適にお使いいただける心地よさをぎゅっと1枚に詰め込んだ自慢のタオルです。
まとめ買いでご購入いただくとご購入枚数に応じたお値引きの適用に加え、はじめてSWWOCのタオルをご購入いただくお客さまの場合、初回限定の¥1,000オフのスペシャルクーポンもご利用いただけます。(最新のキャンペーン情報はオンラインストアにてご確認ください)
タオルの商品詳細やキャンペーンの詳細をぜひチェックしてみてください。
不要なタオルを必要な方へとつなぐ回収の仕組みも
SWWOCでは、不要になったタオルを必要としている次の方へ繋ぐ回収・寄付の仕組みを整えています。SWWOCにてお買い求めいただいた際、お届けするタオルと一緒に回収・寄付のご案内を同封しておりますので、ぜひそちらもご活用いただけますと幸いです。
使い古したタオルは無駄のないよう有効活用しましょう

今回は、使い古したタオルの活用方法についてご紹介させていただきました。ご紹介させていただきました内容が、古いタオルを最後まで無駄のない形でご活用いただくためのヒントとなれば幸いです。
本記事は下記のサイトを参考に作成しております。
(参考:おそうじ本舗 窓掃除が簡単にできる!窓ガラスがピカピカに輝くオススメの時短技 2022年12月8日、リンナイスタイル 古くなったタオルが大活躍!掃除のプロの家事テクニック。 2022年12月8日、Webメディア『タオルト』 “家事えもん”が伝授!古タオルを使う 幸せの小掃除 〜タオルでお風呂のカビ掃除を減らそうの巻〜 2022年12月8日)